空の彼方へ2
「どうゆうこと?お母様…嫌じゃなかったの?」


「嫌というより…悲しい気持ちだったわよ、でもそれをお父様が支えてくれたの」


「…そうだったのか…」


「だから…あのグレイスさんの気持ちもよく分かるわ」


リァリィはリリアを見る。

「…ああ…私…あいつの力になりたい、あいつを幸せにしたい…」


「…あなたが…レストみたいね…まあ…あなたがそうしたいのなら、力になりなさい」


「ああ…」


「さ、今日はもう遅いし寝ましょう、明日は早いのでしょう?」


「あ…ああ」


「あ、最後に言っておくわ」

「なんだ?」


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