モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
「あうぅぅ」と食卓でしょげるあたしに、ママが眉間に皺を寄せた
「なに? どうしたの?」
仕事を終えて帰ってきたママが、ダイニングテーブルにつきながら面倒くさそうに口を開く
「学力テストでミスでもしたの?」
「テストなんてこの際、もうどうでもいい」
「何よぉ、それ」
ママがふうっと息を吐く
「勉強頑張ったで賞を買いに行った店に、仮面ライダーのDVDを置いてきちゃったんだって。お金だけ払って、品物を受け取らずに帰ってきちゃったらしいよ」
妹の桜が、肉じゃがを箸でつつきながら、あっさりと答える
「なら、店に取りに行けばいいじゃない」
何も知らないママが、首を傾げる
店員があいつじゃなきゃ…あたしだってその場で引き返して、受け取りに行ってるよ
あいつじゃなきゃ…ね!
「…いやだ! 絶対に行かないっ。あんな店には…もうっ」
「お金、払ったんでしょ?」
「払った」
「何、勿体ないことしてんのよ」
ママが麦茶を一気飲みした
「なに? どうしたの?」
仕事を終えて帰ってきたママが、ダイニングテーブルにつきながら面倒くさそうに口を開く
「学力テストでミスでもしたの?」
「テストなんてこの際、もうどうでもいい」
「何よぉ、それ」
ママがふうっと息を吐く
「勉強頑張ったで賞を買いに行った店に、仮面ライダーのDVDを置いてきちゃったんだって。お金だけ払って、品物を受け取らずに帰ってきちゃったらしいよ」
妹の桜が、肉じゃがを箸でつつきながら、あっさりと答える
「なら、店に取りに行けばいいじゃない」
何も知らないママが、首を傾げる
店員があいつじゃなきゃ…あたしだってその場で引き返して、受け取りに行ってるよ
あいつじゃなきゃ…ね!
「…いやだ! 絶対に行かないっ。あんな店には…もうっ」
「お金、払ったんでしょ?」
「払った」
「何、勿体ないことしてんのよ」
ママが麦茶を一気飲みした