モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
「ハル、両想いってどんな世界なんだと思う?」
「知るか! 僕に聞かないで」
「だよな」
俺はくすくすと笑った
「きっと、キラキラした世界…なんだろうなあ」
「苦しいだけかもよ」
ハルが前髪を掻きあげ、にやりと笑った
「俺、センパイが好きだ。すんげぇ、好き。だけど…センパイは俺を見てないんだ」
「勉強が命って感じだもんなあ。真面目一筋、不良なんて知らないわ…てか?」
秋がケラケラと笑うのを見て、俺は拳で秋の頭を殴った
「いってーな」
「センパイはそういう人じゃない。男が嫌いなんだよ。…いろいろあって…男を信用してない」
「葵は、性別を問わず人間を信用してない…はずだったのにな」
ハルが、カクテルを一口飲んだ
「センパイなら、信じられそうな気がする。真っ直ぐなんだ、センパイの目は。自分の決めた道に突き進む姿がすんげえ、格好良くてさ。俺の入る隙間すら与えない。それがたまらなく惹かれるよ」
「知るか! 僕に聞かないで」
「だよな」
俺はくすくすと笑った
「きっと、キラキラした世界…なんだろうなあ」
「苦しいだけかもよ」
ハルが前髪を掻きあげ、にやりと笑った
「俺、センパイが好きだ。すんげぇ、好き。だけど…センパイは俺を見てないんだ」
「勉強が命って感じだもんなあ。真面目一筋、不良なんて知らないわ…てか?」
秋がケラケラと笑うのを見て、俺は拳で秋の頭を殴った
「いってーな」
「センパイはそういう人じゃない。男が嫌いなんだよ。…いろいろあって…男を信用してない」
「葵は、性別を問わず人間を信用してない…はずだったのにな」
ハルが、カクテルを一口飲んだ
「センパイなら、信じられそうな気がする。真っ直ぐなんだ、センパイの目は。自分の決めた道に突き進む姿がすんげえ、格好良くてさ。俺の入る隙間すら与えない。それがたまらなく惹かれるよ」