地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
───10分後。
陸の甘いキスで骨抜きにされ、ぐったりと陸の胸に寄り掛かる。
「杏?」
「ん……」
呼びかけられても、反応する元気がない。
ぼーっと宙を見ていたら……。
──カチャ
陸が持っていたあたしのメガネをかけてくれた。
「ありがとう……」
顔を上げて、お礼を言う。
「あ、あぁ……」
ん? なんかちょっと顔赤い??
なんで?
不思議に思って、首を横に傾げた。
さらに赤くなる陸の顔。
「陸……顔真っ赤だよ。熱あるの?」
「ない。……杏わりぃけど、あそこの机の上から書類持って来てくんない?」
「そっか、うん書類ね。了解」
よいしょと陸の膝から下りて、机の上にある書類を取りに行く。
陸の甘いキスで骨抜きにされ、ぐったりと陸の胸に寄り掛かる。
「杏?」
「ん……」
呼びかけられても、反応する元気がない。
ぼーっと宙を見ていたら……。
──カチャ
陸が持っていたあたしのメガネをかけてくれた。
「ありがとう……」
顔を上げて、お礼を言う。
「あ、あぁ……」
ん? なんかちょっと顔赤い??
なんで?
不思議に思って、首を横に傾げた。
さらに赤くなる陸の顔。
「陸……顔真っ赤だよ。熱あるの?」
「ない。……杏わりぃけど、あそこの机の上から書類持って来てくんない?」
「そっか、うん書類ね。了解」
よいしょと陸の膝から下りて、机の上にある書類を取りに行く。