地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
華やかな場所が苦手なあたしは、こういうところには一生縁もないし。
「あーちゃんは、ゆーちゃんと一緒にお仕事しないの?」
「え?」
家事が一息ついたため、繭ちゃんとふたりでお茶を飲んでいたら、突然問い掛けられた。
「うん、しないよ。あたしには柚莉みたいに華やかな世界はムリなんだ」
ニコッと笑って、彼女の頭を撫でる。
高校の時に、バイトで経験してそう思ったんだ。
あたしには、妖怪退治の方が性に合ってるって。
「あーちゃんだって、カワイイのになぁ……」
「ありがと。そんなこと言ってくれるのは、繭ちゃんくらいだよ」
口を尖らせてる繭ちゃんがカワイくて、もう一度微笑みかける。
その時────……。
♪〜〜♪〜〜♪〜〜
「あれ?」
あたしの携帯に、登録していない人から着信が入った。
「あーちゃんは、ゆーちゃんと一緒にお仕事しないの?」
「え?」
家事が一息ついたため、繭ちゃんとふたりでお茶を飲んでいたら、突然問い掛けられた。
「うん、しないよ。あたしには柚莉みたいに華やかな世界はムリなんだ」
ニコッと笑って、彼女の頭を撫でる。
高校の時に、バイトで経験してそう思ったんだ。
あたしには、妖怪退治の方が性に合ってるって。
「あーちゃんだって、カワイイのになぁ……」
「ありがと。そんなこと言ってくれるのは、繭ちゃんくらいだよ」
口を尖らせてる繭ちゃんがカワイくて、もう一度微笑みかける。
その時────……。
♪〜〜♪〜〜♪〜〜
「あれ?」
あたしの携帯に、登録していない人から着信が入った。