地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
そして、午後からの講義が始まった。
相変わらず……。
「陸くぅ〜ん」
「陸様ァ〜」
四方八方を、女の子達に囲まれてます。
彼女らは、陸の体調の悪さに気付いてない。
……早く帰って休ませたいのに!
あたしの提案をことごとく振り切り、「講義受ける」って言って聞かない。
理由を聞いたら、「午後からの教授ら……必ず出欠を取るから」だそう。
確かに、今あってる講義の教授は毎回出欠を取る。
出欠率が、成績にも関わって来るって有名。
でも、陸なら試験だけで軽くパス出来るのに……変なところで真面目なんだからっ!
講義中だけど、チラチラと女の子達に囲まれてる陸の様子を見る。
……あーぁ。本当に大丈夫かな。
すると。
「もう〜杏樹ちゃんったら、滝本くんのこと見つめすぎィ〜!!」
まいちゃんが、あたしに向かって言った。
相変わらず……。
「陸くぅ〜ん」
「陸様ァ〜」
四方八方を、女の子達に囲まれてます。
彼女らは、陸の体調の悪さに気付いてない。
……早く帰って休ませたいのに!
あたしの提案をことごとく振り切り、「講義受ける」って言って聞かない。
理由を聞いたら、「午後からの教授ら……必ず出欠を取るから」だそう。
確かに、今あってる講義の教授は毎回出欠を取る。
出欠率が、成績にも関わって来るって有名。
でも、陸なら試験だけで軽くパス出来るのに……変なところで真面目なんだからっ!
講義中だけど、チラチラと女の子達に囲まれてる陸の様子を見る。
……あーぁ。本当に大丈夫かな。
すると。
「もう〜杏樹ちゃんったら、滝本くんのこと見つめすぎィ〜!!」
まいちゃんが、あたしに向かって言った。