地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
岡本さんと別れて、陸の部屋に入る。
ベッドに近づいていくと、穏やかな寝顔で見えた。
よく眠ってるね。
ベッド近くにあるテーブルに、ひとまず氷枕を置いて……荷物を片付ける。
薬や教科書の入ったバック。
北原さんから受け取った書類。
これは、回復してから陸に見てほしいんだってさ。
書類はパソコンデスクの近くに置いて……バックはソファーの上に。
薬は……ベッド近くにあるテーブルへ。
「よし、終わり!あとは……」
陸の頭を持ち上げて、氷枕を敷く。
「ん……」
枕が冷たくなったからなのか、あたしが頭を持ち上げたからなのか……。
陸の目が少し開かれた。
「あ、ごめん。起こしちゃったね」
そう言って、頭を優しく撫で付けた瞬間──。
──グイッ!
「キャッ……」
あたしは、ベッドの中に引きずり込まれた。
ベッドに近づいていくと、穏やかな寝顔で見えた。
よく眠ってるね。
ベッド近くにあるテーブルに、ひとまず氷枕を置いて……荷物を片付ける。
薬や教科書の入ったバック。
北原さんから受け取った書類。
これは、回復してから陸に見てほしいんだってさ。
書類はパソコンデスクの近くに置いて……バックはソファーの上に。
薬は……ベッド近くにあるテーブルへ。
「よし、終わり!あとは……」
陸の頭を持ち上げて、氷枕を敷く。
「ん……」
枕が冷たくなったからなのか、あたしが頭を持ち上げたからなのか……。
陸の目が少し開かれた。
「あ、ごめん。起こしちゃったね」
そう言って、頭を優しく撫で付けた瞬間──。
──グイッ!
「キャッ……」
あたしは、ベッドの中に引きずり込まれた。