地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
今、カフェテリア内で会長達とお茶してるんだけど、陸は超ご機嫌……。
「滝本くんの彼女が、杏樹だったら、さすがに誰も文句言えないわよねぇ?」
「そりゃそうだろ」
零ちゃんの呟きに、会長が頷いてる。
あたしには、よく聞こえなかった。
「……蓮達さ、そろそろ講義始まるんじゃねーの?」
「あ、ホントだ」
「ヤベッ……」
陸の声に、腕時計を見て焦り出すふたり。
さっさと荷物を持つと、カフェテリアを出て行く。
テーブルには、あたしと陸だけが残された。
「なぁ……杏」
「ん?」
「場所移動しねぇ?なんか落ち着かねーし」
「……だね」
提案に賛成して、あたし達もカフェテリアをあとにする。
ずっと付き纏う視線から、逃れたかった。
「滝本くんの彼女が、杏樹だったら、さすがに誰も文句言えないわよねぇ?」
「そりゃそうだろ」
零ちゃんの呟きに、会長が頷いてる。
あたしには、よく聞こえなかった。
「……蓮達さ、そろそろ講義始まるんじゃねーの?」
「あ、ホントだ」
「ヤベッ……」
陸の声に、腕時計を見て焦り出すふたり。
さっさと荷物を持つと、カフェテリアを出て行く。
テーブルには、あたしと陸だけが残された。
「なぁ……杏」
「ん?」
「場所移動しねぇ?なんか落ち着かねーし」
「……だね」
提案に賛成して、あたし達もカフェテリアをあとにする。
ずっと付き纏う視線から、逃れたかった。