地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
お風呂上がりに、リビングにいる理由もないので……あたしの部屋へ向かう。
しばらくしてから、陸にドライヤーであたしの髪を乾かしてもらった。
もうこれは、お風呂上がりの恒例になってる。
あたしが終わると、陸の髪も乾かした。
まぁ……フツーには、乾かせないんですけどね。
ヤツにとっては、お触りタイムですから……。
本当に、5分くらいじっと待てないのか!?って思ったけど……口には出来ない。
その後のことが怖いから。
「もう12時だよ……」
「寝るか?」
「うん」
部屋の明かりを消して、ふたりでベッドに入る。
陸の家のベッドに比べたら、あたしのは小さいから……自然と体がくっつくんだ。
「ん」
ヤツが両手を広げて、あたしの体を抱き寄せる。
断る理由もないから、そのまま抱き着いた。
真っ暗な部屋。
隣にある温もりに安心して、陸の胸に額を付ける。
規則正しい心音が聞こえてきた。
しばらくしてから、陸にドライヤーであたしの髪を乾かしてもらった。
もうこれは、お風呂上がりの恒例になってる。
あたしが終わると、陸の髪も乾かした。
まぁ……フツーには、乾かせないんですけどね。
ヤツにとっては、お触りタイムですから……。
本当に、5分くらいじっと待てないのか!?って思ったけど……口には出来ない。
その後のことが怖いから。
「もう12時だよ……」
「寝るか?」
「うん」
部屋の明かりを消して、ふたりでベッドに入る。
陸の家のベッドに比べたら、あたしのは小さいから……自然と体がくっつくんだ。
「ん」
ヤツが両手を広げて、あたしの体を抱き寄せる。
断る理由もないから、そのまま抱き着いた。
真っ暗な部屋。
隣にある温もりに安心して、陸の胸に額を付ける。
規則正しい心音が聞こえてきた。