地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
だけど。
陸が、あたしから離れない……。
最初は気にしてなかったけど……次第に……。
正直……ジャマ。
「陸離れて?」
「ヤ〜ダ」
このガキっ……かわいこぶるな。
う〜ん……よし!
頭の中に、ひとつの考えが浮かんだ。
「じゃあさ、手伝って!」
はいっという感じで、陸にじゃがいもを握らせる。
「いいよ」
「お願いね」
ニコッと笑って、あたしは鍋に水を入れて、沸かすことにしたんだけど……。
「ギャアアア―――!?」
すぐに悲鳴を上げてしまった。
なぜなら……。
「り、陸!」
「あ?」
「包丁持つ方、ちっが〜う!!」
陸は……柄の方ではなくて、刃先を握っていたから───……。
陸が、あたしから離れない……。
最初は気にしてなかったけど……次第に……。
正直……ジャマ。
「陸離れて?」
「ヤ〜ダ」
このガキっ……かわいこぶるな。
う〜ん……よし!
頭の中に、ひとつの考えが浮かんだ。
「じゃあさ、手伝って!」
はいっという感じで、陸にじゃがいもを握らせる。
「いいよ」
「お願いね」
ニコッと笑って、あたしは鍋に水を入れて、沸かすことにしたんだけど……。
「ギャアアア―――!?」
すぐに悲鳴を上げてしまった。
なぜなら……。
「り、陸!」
「あ?」
「包丁持つ方、ちっが〜う!!」
陸は……柄の方ではなくて、刃先を握っていたから───……。