地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
危ない!危ない!!
パッと、ヤツから包丁を取り上げた。
「杏、どうしたんだ?」
おいおいおいおい!!
どうしたんだ?じゃないわよ!!
「陸さん?ひとつお伺いしますが……今までに、料理したことあるよね?」
小学校、中学校、高校……家庭科の調理実習というモノがありましたよね?
包丁くらい握ったことあるよね?
そう思って問い掛ける。
「……ん〜〜そういえば、ねーな」
「はぃ!?ウソでしょ!?」
そんな呑気に答えられても、困るんですが……。
「調理実習はやったでしょう!?」
たとえ、陸が大財閥社長の息子で、家には多くのお手伝いさんがいて……掃除・洗濯をしたことがなくても!!
学校の授業だよ!?
多少興奮気味に、問い掛けたのだが───……。
「んなもん……ねーよ。つーか、何もさせてくれなかったし」
ヤツからのあまりに驚愕する返事に、カポッと顎を外しそうになる。
「な、なんでさせてくれなかったの?」
そして、またその理由を聞いて……本当に仰天してしまった。
パッと、ヤツから包丁を取り上げた。
「杏、どうしたんだ?」
おいおいおいおい!!
どうしたんだ?じゃないわよ!!
「陸さん?ひとつお伺いしますが……今までに、料理したことあるよね?」
小学校、中学校、高校……家庭科の調理実習というモノがありましたよね?
包丁くらい握ったことあるよね?
そう思って問い掛ける。
「……ん〜〜そういえば、ねーな」
「はぃ!?ウソでしょ!?」
そんな呑気に答えられても、困るんですが……。
「調理実習はやったでしょう!?」
たとえ、陸が大財閥社長の息子で、家には多くのお手伝いさんがいて……掃除・洗濯をしたことがなくても!!
学校の授業だよ!?
多少興奮気味に、問い掛けたのだが───……。
「んなもん……ねーよ。つーか、何もさせてくれなかったし」
ヤツからのあまりに驚愕する返事に、カポッと顎を外しそうになる。
「な、なんでさせてくれなかったの?」
そして、またその理由を聞いて……本当に仰天してしまった。