地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
呪詛を発動させるには、神社で丑の刻参りを行う必要がある。
神社の木に、藁人形と五寸釘が打ち付けてある場所を探せば、犯人に近づくよね?
「藁人形を探すね!」
そう宣言して、木箱を持ち、その場に立ち上がる。
そうと決めれば、今から近くの神社を調べなきゃ……!
あたしひとりじゃ、時間がかかるから……近くに棲んでいる雑鬼たちにも協力を頼もう。
じいちゃんとの話を終わらせて、自室に戻った。
1日ぶりに入った自分の部屋で変わっていることと言えば……。
「また、来たんだ……」
白い箱が増えていたこと。
木箱を床に置いて、その箱を開けてみる。
中に入っていたのは、やっぱりひとつのバックと、1枚のラブレター。
というか、このバック。
「有名ブランドの新作なんだけど……」
そうなんだ。
あたしに届く荷物は、すべて……まわりの女子大生たちには人気のモノばかり。
服も流行のモノで、バックも靴も。
今日届いたこのバックも先日、大学の教室で、他の女の子たちが見ていた雑誌の中にあったものだもん。
なんで送って来るんだろう?
「はぁ~こんなのいらないよ。そんなのより、陸と遊ぶ時間がほしい……」
バックを箱に戻し、ふたをした。
そして、もうひとつの送られて来たモノ。
ピンクの封筒に入ったラブレターを開く。
神社の木に、藁人形と五寸釘が打ち付けてある場所を探せば、犯人に近づくよね?
「藁人形を探すね!」
そう宣言して、木箱を持ち、その場に立ち上がる。
そうと決めれば、今から近くの神社を調べなきゃ……!
あたしひとりじゃ、時間がかかるから……近くに棲んでいる雑鬼たちにも協力を頼もう。
じいちゃんとの話を終わらせて、自室に戻った。
1日ぶりに入った自分の部屋で変わっていることと言えば……。
「また、来たんだ……」
白い箱が増えていたこと。
木箱を床に置いて、その箱を開けてみる。
中に入っていたのは、やっぱりひとつのバックと、1枚のラブレター。
というか、このバック。
「有名ブランドの新作なんだけど……」
そうなんだ。
あたしに届く荷物は、すべて……まわりの女子大生たちには人気のモノばかり。
服も流行のモノで、バックも靴も。
今日届いたこのバックも先日、大学の教室で、他の女の子たちが見ていた雑誌の中にあったものだもん。
なんで送って来るんだろう?
「はぁ~こんなのいらないよ。そんなのより、陸と遊ぶ時間がほしい……」
バックを箱に戻し、ふたをした。
そして、もうひとつの送られて来たモノ。
ピンクの封筒に入ったラブレターを開く。