地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
読み終わって……一言。
「この人……他にも文章書けたのね」
そうポツリと呟いた。
だってさ?
いっつも、同じ内容で、『これしか思いつかないのかな』って思わない?
昨日のラブレターまではさっきだけの内容だったのに……今日は、めちゃくちゃ長文じゃない?
というか……。
「陸の悪口書くなっつーの!」
ラブレターを握って、睨みつけたまま叫んだ。
昨日、陸から注意されたけど、あたし口悪くなってるよ。
でも、この人……陸が外見だけの男とか……ふざけてんじゃないわよ!
「陸のことなんも知らないくせに」
――グシャ!
怒りのあまり、ラブレターを握りつぶした。
そして、箱の中を覗きこみ、さっき、ラブレターの中にあった“僕の愛を同封しました”という物の正体を確かめる。
バックの下に、もうひとつ……ピンクの箱が入っていた。
なにこれ?
これが、“僕の愛”?
正直……いらないですから。
キモい……これマジで。
とか思いつつも、一応取り出して、開けてみる。
「キャア!」
中身を見て、思わず悲鳴を上げた。
「この人……他にも文章書けたのね」
そうポツリと呟いた。
だってさ?
いっつも、同じ内容で、『これしか思いつかないのかな』って思わない?
昨日のラブレターまではさっきだけの内容だったのに……今日は、めちゃくちゃ長文じゃない?
というか……。
「陸の悪口書くなっつーの!」
ラブレターを握って、睨みつけたまま叫んだ。
昨日、陸から注意されたけど、あたし口悪くなってるよ。
でも、この人……陸が外見だけの男とか……ふざけてんじゃないわよ!
「陸のことなんも知らないくせに」
――グシャ!
怒りのあまり、ラブレターを握りつぶした。
そして、箱の中を覗きこみ、さっき、ラブレターの中にあった“僕の愛を同封しました”という物の正体を確かめる。
バックの下に、もうひとつ……ピンクの箱が入っていた。
なにこれ?
これが、“僕の愛”?
正直……いらないですから。
キモい……これマジで。
とか思いつつも、一応取り出して、開けてみる。
「キャア!」
中身を見て、思わず悲鳴を上げた。