地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
†お茶会は反省会
――杏樹Side――
4月の終わり。
お茶をするには持ってこいの午後3時。
だけど……。
「あーちゃん、美味しかったね」
「う、うん……」
「繭ちゃん……お腹痛くないの?」
「全然!」
柚莉とあたしは、目の前にいる女の子の食べっぷりに、驚かされていた。
「ケーキ40個も、どこに入っていったのかしら?」
柚莉の呟きに、多いに同感である。
あたしたちが、繭ちゃんに驚かされたのは──……ケーキバイキングで完食したケーキの個数。
………陸が甘えん坊になり、一度は約束を延期していたケーキバイキング。
3週間程遅れて、本日ようやく来ることが出来た。
柚莉とも来たいと思ってたから、誘って3人で来たんだ。
ちなみに、陸は繭ちゃんと出掛けると聞いて……かなり拗ねてた。
4月の終わり。
お茶をするには持ってこいの午後3時。
だけど……。
「あーちゃん、美味しかったね」
「う、うん……」
「繭ちゃん……お腹痛くないの?」
「全然!」
柚莉とあたしは、目の前にいる女の子の食べっぷりに、驚かされていた。
「ケーキ40個も、どこに入っていったのかしら?」
柚莉の呟きに、多いに同感である。
あたしたちが、繭ちゃんに驚かされたのは──……ケーキバイキングで完食したケーキの個数。
………陸が甘えん坊になり、一度は約束を延期していたケーキバイキング。
3週間程遅れて、本日ようやく来ることが出来た。
柚莉とも来たいと思ってたから、誘って3人で来たんだ。
ちなみに、陸は繭ちゃんと出掛けると聞いて……かなり拗ねてた。