地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー
そう言うと、みんなハッとした表情になる。
「そう言われてみれば……滝本くんは暴行されてない……」
「確かにおかしいよね」
柚莉や零ちゃんが言った。
そう言われた陸は、ちょっと顔をしかめている。
「変な犯人だよね。この閻魔大王こそ、妬みそうなのに」
う~んと唸りつつ、少し離れたところにいるみんなのところへと急いだ。
「おい、そんな風に言うなよ」
会長が呆れ気味に、あたしに言う。
「はーい、すみません!」
ペロッと舌を出して、会長に向けて謝った。
何はともあれ、みんなが今ここにいれて、よかったんだ。
陸の呪詛も、絶対に犯人を見つけてやるんだから!
そう意気込んでいたら、いつの間にか……病院の入り口まで来ていた。
「今日はお互いに荷物あるし。退院祝いは、またにしようか?」
持っていたバックを持ち上げて……西国くんが提案する。
「そうだね、これらを持ってご飯食べに行くのもなんだし……」
相澤くんがその意見に賛成した。
「明日から夏休みだし、また会えるもんね」
ありさちゃんがそう言って、ニッコリ笑う。
そうだね。
今日は、テストがあったから大学前期の最終日。
大学の夏休みは、2ヵ月丸々あるんだよ?
そういうわけで、あたしたちは病院の前で解散した。
繭ちゃんを連れて、陸の家に向かう。
今日はヤツも一緒にいるので、迷子になることはない。
スムーズに時間もそれほどかかることなく、陸の家に着いた。
「そう言われてみれば……滝本くんは暴行されてない……」
「確かにおかしいよね」
柚莉や零ちゃんが言った。
そう言われた陸は、ちょっと顔をしかめている。
「変な犯人だよね。この閻魔大王こそ、妬みそうなのに」
う~んと唸りつつ、少し離れたところにいるみんなのところへと急いだ。
「おい、そんな風に言うなよ」
会長が呆れ気味に、あたしに言う。
「はーい、すみません!」
ペロッと舌を出して、会長に向けて謝った。
何はともあれ、みんなが今ここにいれて、よかったんだ。
陸の呪詛も、絶対に犯人を見つけてやるんだから!
そう意気込んでいたら、いつの間にか……病院の入り口まで来ていた。
「今日はお互いに荷物あるし。退院祝いは、またにしようか?」
持っていたバックを持ち上げて……西国くんが提案する。
「そうだね、これらを持ってご飯食べに行くのもなんだし……」
相澤くんがその意見に賛成した。
「明日から夏休みだし、また会えるもんね」
ありさちゃんがそう言って、ニッコリ笑う。
そうだね。
今日は、テストがあったから大学前期の最終日。
大学の夏休みは、2ヵ月丸々あるんだよ?
そういうわけで、あたしたちは病院の前で解散した。
繭ちゃんを連れて、陸の家に向かう。
今日はヤツも一緒にいるので、迷子になることはない。
スムーズに時間もそれほどかかることなく、陸の家に着いた。