皇塔学園☆帰宅部



「遊、帰宅部は基本的に休みはないぞ?大丈夫か?」


「もちろんです。」


「そうか。土日もここに集まってもらうが問題ないか?」


「任せてください!!」


美少女と毎日戯れることができる機会を逃すなんて…おれにはできない!


とりあえずバイトは基本的に夜だし問題はないしな。


「それならよかった。部員はこれで遊を入れて5人だ。放課後には顔を合わせることになる。もちろん残り2人も女だ」


5人…あと2人も美少女が!!!!!


「期待しています」


「あぁ。ちなみに活動内容は詳しく知らないよな?」


「あ、はい」


「活動内容は主に暇つぶしだ」


「なっ……」


まさに帰宅部。


今さらだが…よく【部】として正式に扱われるもんだな。


「夏は合宿をして秋には旅行、冬は温泉旅に行くんだ」


「……最高です!!!全力で暇つぶしします!!」


正直、合宿は何の合宿かわからないし、冬の温泉旅はわかるが秋の旅行が少しばかり謎だ。


支出がやたら多くなるのは確実だな。


無論、下心はないからな。


純粋に美少女コミュニティに入れているだけで満足だ。


「その心意気はいいぞ。ちなみに帰宅部最初のミッションは夏休み前の学園祭だ。これは覚えておいてくれ」


「わかりました」


学園祭でのミッション内容は…ってミッション…いや気にしない。


ってよく考えたら千砂さんはおれに色々説明してくれている。


んー…まぁ授業サボったのはあれだけど、幸せで有意義な時間だった。


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