皇塔学園☆帰宅部


「みんな!!!おれと混浴に行きましょー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ということで、彼女達と同じことをしました。


恐らく向こうにも他の客はいない。


『……………』


返事なし?


『…………………』





「無視かよぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!」


う…疲れてきた。


もうギブ。


『遊?そのな?学生の男女が混浴とかまだ早くないか?』


千砂さん。


次は何を言い出すかと思えば…


その後、便乗したのか他のみんなにも混浴についてダメだしをされる。


………


………





………………


視界がぼやけてくるぜ。


何か目から溢れてくる。





「もう普通に温泉に入りましょーよ!」


おれは……今だけは普通に気持ちいい温泉を堪能したい。


『はーい!!!』


なぜか返事が女子メンバー全員揃ってる。


いや、もういいかな。


普通に温泉でまったりしよう。


………


………………





………………





そして今、おれは部屋で1人だ。


女の子達は風呂長いです…


にしても部屋も気持ちいい。


窓から心地好い風が入り込んでくる。


浴衣のおれには至福の風じゃ。


てか…いつみんな戻ってくるかな?


この広い部屋に1人はやっぱり寂しい感じもしてくるんだよね…


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