皇塔学園☆帰宅部


「そうか?私は山をガツガツ歩きたいが…」


「千砂さん…」


「そうよ千砂?山はちょっと危ないかも…」


れもんさんナイス!!!


「そうか…では探険は保留にして他の希望あるか?」


とりあえず保留…


ミィちゃんも山の探険までは想像してなかったみたいで、ホッとしている様子だ。


「くう?希望あるか?」


くうちゃんに名指しですか!!!!!


ちょっとビックリしちゃってるよー!


「えぇ?ああ…はい。私は町を歩き回りたいです…」


真っ当な意見だよ。


てかミィちゃんの探険も町を歩き回りたいってことなんじゃないか?


千砂さんが山探険まで発展させちゃったけど…


「歩き回るのもいいな…気分転換になりそうだ」


確かに…うん。


「他はあるか?正直、この町だと歩き回るかダラダラしてるかくらいしかないぞ?」


……ダラダラしてるのも悪くないな。


「みかんも、町を見て回りたいです」


「私もそれでいいと思う。千砂?明日は町を見て回りましょう」


もちろんミィちゃんも賛成。


確実に探険って町を見て回ることだったんだね。


「遊もいいか?」


「はい。おれもそれがいいと思います」


「よし、じゃあ明日は町に繰り出すぞ!!」


『はーい!!!』





というわけで、土曜日は町をぶらつくことになりました。


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