皇塔学園☆帰宅部


「さて明日の予定は決まった。あとは…ご飯忘れてたな」


…あぁ!


そういえば食べてない。


昼から…


「でも千砂さん。今からじゃ遅くないですか?」


「じゃー…コンビニで買うか……誰いく?あ、遊は決まりだから」


「は、はぁ」


男子は1人だしな。


夜に女の子だけで出歩くのは正直危ないし。


「みかん、先輩と行きます!お世話になったのでお手伝いします!!」


「みかんは決定か。あと1人誰行く?」


千砂さん…全くコンビニ行く気ないですね!!


私は行かない!オーラが素晴らしいくらい滲み出ています。


「じゃあ私が行くかな?」


ミィちゃん!!!


「美南か。よし、では頼んだ。お金は後から払うから、とりあえず行ってきてくれ」


コンビニメンバーは、おれ、ミィちゃん、みかんちゃんになった。


千砂さん、れもんさん、くうちゃんは残って布団などの用意を済ましておいてくれるようだ。


……


………


夜道。


夜だがそれなりに暖かい。


浴衣のまま外に行っても違和感ないし、温泉町ならでは!!って感じだ。


「ミィちゃんもみかんちゃんもありがと」


実際おれ1人でも大丈夫だったんだけどね。


「ゆうくんばっかりに負担かけれないからねっ?」


「みかんも先輩の力になりたいですっ」


………うぅ。
< 33 / 58 >

この作品をシェア

pagetop