バケバケ
「待ってましたー!それ聞いてくれるの待ってましたぁ!」
「……」
「そこで登場するのがコイツ!!俺の相棒エレジー!!」
「エレジー?」
「エレジーがどうしたの?」
「エレジーの能力は何だったでしょうか?はい、シイくん!」
「え、たしか…感情を具現化する…」
「ピンポンピンポーン!」
なんか灰音のテンションが高くて怖い…
「この能力で、俺たちの幼心を具現化する!!」
「ハイネかっこいい!」
灰音の隣でエレジーがパチパチと手を叩く。
「幼心を具現化?そんなんうまくいくのか?」
「やってみなきゃわかんないだろー?……エレジー!!」
「はぁい。」
エレジーが灰音に鏡を向ける。
強い光が辺りに走る。
そして……
「!」