猫殿さまのお嫁さん
*新しい光




…頭がぼんやりする…



私…気を失って…




「夢羽!気づいたか!!」



目の前に懐かしい理介の顔があった。




ああ…これは夢?



「良かった…気がついて」


理介がぎゅっと強く私を抱き締めた。



ああ理介の香り。




夢じゃない……………




私は涙が流れた。





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