猫殿さまのお嫁さん


目を開けてみると




庭のところに



九の介がいた……!




「な…っ」



クスクスと九の介は笑う。



「なんで…あなたがっ!?」



「ここは僕の城だよ?僕がどこにいたっていいだろう?」


庭から



そしてウチの目の前に



九の介はきた。



「夢羽ちゃん。いや、夢羽」


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