猫殿さまのお嫁さん
でもある日、戦がおこった。
隣の国がせめてきた。
夢羽の母はたった一人の娘
のお前の身を考えて不思議
にも未来へ一人送った。
その直前にお前は僕たち三人にいった。
あと贈り物もしてくれた。
理介には猫。
中の介には鶏。
僕には犬。
そしていった。
「みんなが偉くなってね!」
でも理介には
「私…理介のお嫁さんになるね。前、告白してくれた…私、嬉しかったよ」
って…
やがて戦は終わり、お前の母親は敵に殺された。
僕らも家族を失った。
だから決意した。