猫殿さまのお嫁さん


理介の笑顔は変わってない

何十年たっても…



あれは畑仕事を手伝い終わって芋をかじってたとき。

理介は私にコスモスを渡して



「俺の嫁は夢羽だけだぞ!誰にもわたすか!夢羽が好きだ」



九の介は真面目だけど
甘ったれ。


中の介はあとからき来たなんて関係なくみんなに溶け込んで…




理介…



私あなたに惹かれた。



記憶を失ってても



私の心の奥では理介を



ずっとおもってたんだね。


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