猫殿さまのお嫁さん



九の介は私を引寄せた。


理介とは違う…
変わらない九の介のにおい。


「僕じゃ…だめ?偉くなったよ。夢羽をずっとおもってた」


でも私は昔の理介の


告白を忘れない。

九の介のから離れた。






「ごめんなさい…私は理介が好き。この気持ちはかわらない」





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