猫殿さまのお嫁さん



そして、つい



口をふさぐ手に噛みついた。



相手は驚いて私を離した。



「あっ…あなたは!!」


「理介への宣戦布告の書状は今日送った。見たのだろう?そなたも。そなたは俺の国へ連れていく!」



何人かの兵士が現れた。



私はお腹をなぐられた。



あっ…と思ったら



目の前が真っ暗になった。






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