猫殿さまのお嫁さん



ガラリとふすまが開いた。


鳥が!!あ…召し使いか。



「…うっ」


吐き気が…



「ご分が悪いのですか!?」


「大丈夫…だから」



気分が悪くてくの字に体を折り曲げる。




「姫様…」



「昨日までは元気だったのに…」



「あの…医師を呼んできます!」




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