君と僕の約束

大雨のなか
和也はあたしを抱きしめながら

和『智美?』

智『?』

和『好きだよ…』





あたしたちはキスをした。




雨でビショビショだ。
そんなの関係ない。

すごく寒い。
けど和也の胸は
すごく暖かかった。


――和也side――

智美の気持ちを初めて聞いた。
正直俺は智美に
愛されてないとばっかり
思っていた。

仕方がなく付き合って
くれてるんだと思ってた。

だから………
だからすげー嬉しかった。


そしてあのキスは
世界で1番素敵な
キスにった。




智『寒ぃ』

和『帰る?』

智『あのときみたい。』

和『え?』

智『和也と付き合った日///』

和『あぁ。だね。』

智『あたしね。
大好きだから。
素直じゃないだけで
大好きだからね////』

和『うん』

智『だからね……』

和『うん』

智『一生和也の隣にいさせてね///』

和『え!?
ごめん!!!!
マヂで聞こえなかった!
だからなに?』

智『もぉ言わない』

和『え~!!
雨で聞こえなかったのに!
(ほんとはばっちり聞こえた。
一生和也の隣にいさせてねって)』



そしてあたしたちは
教室へ戻った。

先生『おい!お前たち。
ビショビショじゃないか。』

生徒『夏川さんなんかエロ~』

先生『とりあえず…
保健室行って
体拭いて来なさい。』

そして保健室。

ガララララ

和『あのぉ~?』

シーン……

智『先生いないね』

和『だね
えっと、タオル♪タオル♪』


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