君と僕の約束
和『はい。』
智『ありがと』
あたしはそう言って
胸のぼたんを外した。
和『えっ!あっ!えっ!』
智『なにしてんの?(フフ)』
すると和也が近づいて来た。
そしてあたしを
ベッドに座らした。
智『和也』
目が合ってキスをした。
和『濡れてたら風邪ひくよ…?』
智『うん』
そういいながら
あたしの服を脱がしていく。
全部のぼたんがとれて
下着が見えた。
智『和』
あたしは和也の首に手を回し
和也の顔を近づけた。
和『ん?』
智『おあずけ(ニヤ)』
和『はぁ~』
智『帰ろ!』
和『智美~!!』
智『なに?(ニコッ)』
和『なんで~
いい感じなのに~』
智『今は出来ないや。
今度ゆっくりね。』
和『出来ないやって…』
智『女の子の事情~』
和『あ。///ごめん』
智『いくよ』
あたしだって
気持ちはあったけど
今は出来ない時期だもん。
それからあたしたちは
二人で帰った。
――翔side――
雨のなかただ
二人を見るしか出来なかった。
一瞬の恋。
儚く散りました。
俺はずぶ濡れのまま
家へ帰った。
母さんがなんでそんなに
濡れてんだ。鼻が真っ赤だ。
って心配してた。
雨のせいもあるけど
帰り道声を上げて
泣いたせいもある…。