君と僕の約束
――智美side――

誰もいない教室。


なぜか落ち着く。
あたしは端っこに座り込んだ。
和也があたしの前に
しゃがみ込んで

和『智美?』

智『なぁに』

和『キスしていい?』

智『やだ』

和『フフ』

チュ

智『もっと……////』

あたしたちは
甘いキスをした。
教室に響き渡る音。

智『息…出来……ないょ…』

和『しなくていいよ』

どれ程の間キスしただろうか…


キーンコーンカーンコーン


和『やべ!
皆が来ちゃう!!』

智『!!!』

和『帰っちゃう?♪』

智『(ニコッ)』

そしてあたしたちは
学校をサボった。

和『どこ行く?』

智『和也ん家』

和『俺ん家~
まぁいいよ♪』


和也の部屋はきれいに
片付いてて
モノクロに統一されてた。
大人な部屋だった。


和『智美の部屋と
真逆だね(笑)』

智『真っ黒』

あたしは和也のベットに
寝そべった。

智『和也の匂いだ』

和『どんな匂い?』

そう言ってベットに
飛び込んできた。

和『智美』

智『なんだ』



あたしたちはまた
ひとつになった。

甘い一時。
あたしたちはお互いを
求めあい、
愛し合った。

智『帰りたくない…』

和『じゃあ…
泊まっちゃいますか?♪』

智『いい?』

和『まぁ俺は別にいいですよ♪』

智『やった』

和『親に連絡しとき…』

智『いい!!』

和『え?』

智『親じゃないから…
連絡なんかしなくても
心配なんかしないしさ…』

和『………』

智『ねぇ』

和『なんです?』

智『///なんでもない!!』

和『フフ
可愛いやつめ!』


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