龍×蝶=愛!?
うぅーー
寒いーーー





さすがに真冬の夜をバイクで走っているだけあって、冷たい風が突き刺さる。






でも慎の方が寒いよね?
少しは暖かくなるかなぁ?そう思い慎の腰に回している手に力を入れ、慎の背中に抱き着いた。







その時、少しスピードが落ちたように感じた。
あたしが寒がってると思ったのかな?
まぁ、実際のところ少し寒いけど。







あたしの事を気遣ってくれる慎に笑みが零れた。














この時のあたしは幸せに浸っていて、この後起きる最悪な事態など想像もしていなかった。
















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