龍×蝶=愛!?
腕を引っ張ったのはもちろん慎。
何故かとーーーっても不機嫌な顔をしてる。
おまけにあたしを睨んでる。



彼女の事睨む彼氏っている?



「慎・・・・?」




あたしは恐る恐る慎の名前を呼んだ。





「他の男ばっか見てんじゃねぇよ。」




「慎もしかしてヤキモ・・・・」



「うるせぇ。」



『ヤキモチ妬いた?』



そう聞こうと思ったあたしの口は慎の唇に塞がれ、あたしの言葉は慎の口の中に消えていった。






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