10yearの赤い糸
「そしたら、高校の入学式で、その子を見かけた。名前がわかっただけで、やたら嬉しかった。北田ルカさん!もう一度言うけど、俺と付き合ってください!あん時は勝手に知ってて親近感?つーの?勢いで告っちゃったけど、そっちにしたら、初対面だし、驚き隠せねぇーよな。俺なら、戸惑う。」
ルキは
ひとりで
うなずきながら
納得してる。
「返事。。。急がないから。」
森崎ルキ
あたし
初対面じゃない。
中学の卒業式の後
あたしの
定位置にいた先客。
あれは
あなただった。
リカに
忠告受けて
考えてたら
気づいた。
あの人は
ルキだった。
夕陽に
照らされた
あなたの横顔が
やけに
キレイで
みとれてた。
一目惚れに
近かったと思う。
ルキは
ひとりで
うなずきながら
納得してる。
「返事。。。急がないから。」
森崎ルキ
あたし
初対面じゃない。
中学の卒業式の後
あたしの
定位置にいた先客。
あれは
あなただった。
リカに
忠告受けて
考えてたら
気づいた。
あの人は
ルキだった。
夕陽に
照らされた
あなたの横顔が
やけに
キレイで
みとれてた。
一目惚れに
近かったと思う。