花の咲く教室
始まったイジメ
「…どうぞ。」
「ありがとうございますっ白菜先輩ィ!」
白菜のメイドスタイルに男たちはメロメロ。
初等部からもやってきちゃいます。
そりゃぁー…可愛いよね。
あたしだって白菜を可愛いって思うもん…。
世の男がほっとくわけないよね…。
ピンクのドレスに綺麗な髪の毛と胸元に光るペンダント。
頭の上の白いヤツがひょこひょこ揺れて綺麗だったりする。
勿論朋子がそれを見て黙ってるはずがない。
「何アレ…男に媚び売ってんの?仕事しろって感じぃー。」
文句を言い始めた。
「ホントよねぇー。あんな女朋子よりブサイクよぉ~。」
「あたし可愛くないからぁー!だけど、白菜ブサイクよねぇー。」
そう後ろでぶつくさ言っている朋子達を冷ややかな目で、
働けよ。
そうアイコンタクトを送る男子たち。