花の咲く教室
「先輩にとって、つぐたんは…「関係ないわ。」
きっぱりと白菜は言いきった。祐志は動じず白菜を見る。
「そうですか…。
じゃぁ関係ないとしましょう。
でも僕は、つぐたんを守ります。あのブサイクお姉さんたちから。」
「…そう。私は止めない。
だけど、あまりひっかきまわさないで。
朋子とは私の問題だから。」
「…先輩がそういうなら気をつけます。」
白菜はゆっくり立って、マックを後にした。
それを見届けてから祐志は呟いた。
「先輩。あなたは孤独が嫌なんでしょう…?」