ー暗闇に月が輝くときー
「お母さん、もう眠いから…
帰ってくれないかな…。」
冷たい目で母の愛を拒絶する。
「え…えぇ。そうするわ。
ゆっくり休むのよ。」
ーガラッー
母は病室から出て言った。
「はぁ…。しんどい。」
私は恋をしたことがない。
夜になるといつもいつも考えてしまう…
夜 だ け で い い か ら …
別 人 に な り た い 。
夜だけで良いから病気のことなんて
忘れて過ごしたい。
11才から入院し、
ずっと願ってきたことだ…。
「叶わないかなぁ…この願い…。」
ボソッと呟いたその時…
コンッ
ドアからノックが聞こえる。
「入って良いかな??」
(男の人…?)
「どうぞ…。」
帰ってくれないかな…。」
冷たい目で母の愛を拒絶する。
「え…えぇ。そうするわ。
ゆっくり休むのよ。」
ーガラッー
母は病室から出て言った。
「はぁ…。しんどい。」
私は恋をしたことがない。
夜になるといつもいつも考えてしまう…
夜 だ け で い い か ら …
別 人 に な り た い 。
夜だけで良いから病気のことなんて
忘れて過ごしたい。
11才から入院し、
ずっと願ってきたことだ…。
「叶わないかなぁ…この願い…。」
ボソッと呟いたその時…
コンッ
ドアからノックが聞こえる。
「入って良いかな??」
(男の人…?)
「どうぞ…。」