ひかり。
すでに塾には
遅刻気味だったから
断ったのだけど
危ないからって理由で
ちゃんとあたしを
家まで送ってくれた。
「相変わらずデカい
マンションだなあー笑」
無邪気に笑う翔くん。
「翔くん時間やばいですよ?
本当すいませんでした」
「気にしないで
あかばちゃん送らなかったら
心配で勉強に
集中出来ないよ笑」
「まだ8時ですよ!!笑
……じゃあ塾頑張って」
「おう!じゃあな」
そういってあたしたちは
笑顔で解散した。