ひかり。


翔君めっちゃ震えてるし…


寒いのかな?いや夏だし。




あたしは近づいて
翔君にそっと触れた。


しかし、


「触んな!!!!!!」



その瞬間翔君の
ものとは思えない罵声。


「…ッ、ごめん八つ当たり…
最低だな。俺」


「そんなことないよ
急にごめんね」



翔君の震えが大きくなる


「あか…ば、お願いだよ」


あたしは戸惑いを
隠せぬまま返事をする





「な…なあに…?」
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