ひかり。
溜まり場に戻ると
もう呼んだ人達は来ていて
かなり盛り上がっていた。
……ぁー最初から
いればよかったかも。
と若干後悔しつつ
彩さんの方まで行くあたし。
「おぉー!あかば遅いよ!
えっとね、こっちが
翔太であっちが悠太!」
悠太と紹介された人は
携帯をいじっており
若干怖そうな印象を持った。
翔太と紹介された人は
すでに彩さんと
打ち解けており………
とゆうか仲良すぎて
和也君を若干嫉妬させるほど
打ち解けてまくっていた。
そんな彼に持った第一印象は
ちゃらそう。
女の敵だな
うん、本当にそれだけ笑
「2人共あかばの
いっこ上だからちゃんと
あいさつしときなね」
彩さんはそういう所
すごくしっかりしている
しかしどちらかといえば
内気な性格のあたしは
すごくこういうのが苦手だった
「ぁー……こんばんは
…………○○中学の
佐藤紅葉(サトウアカバ)って
言います。」
「うーっす」
って笑ってくれた悠太君
「この子礼儀正しくね?!笑
よろしく!おれら
なんて呼べばいいかな?」
と人懐っこい翔太君
どっちも話しやすそうだな
って思った。
「何でもいいですよ」
今考えてると
素っ気なさすぎる
返事だったかも…
「………じゃあ
あかばちゃんで!!」
「分かりました。
ぁ、煙草吸います?」
一人で吸うのも
気まずかったので聞いてみた
「俺ら野球少年だから
吸わないよ」と翔太君
へぇ、意外と
ちゃんとしてるんだ……。