奇跡の花  …決して叶わぬ恋…

1・運命の始まり…

人気の少ない道路に響く私の足音。





駅に着くと、親友の美緒がいる。




「おはよう、なな。今日も朝から混んでるね。」




「まぁ、通勤ラッシュだからじゃないの?」




こんな会話で1日が始まる。




「まもなく発車します。」




アナウンスの声で私達は急いで電車に乗り空いている席に座った。
< 2 / 20 >

この作品をシェア

pagetop