奇跡の花  …決して叶わぬ恋…
エリカが言おうとした時、後ろから声がした。



「おい!!お前らもう15分だぞ!!早く教室に行け!!」




生徒指導の大野だった。



内心「うるさいなぁ…」と思ったが、「すいません。」といい私達は教室に向かった。




教室のドアを開くとみんなもう席に着いていた。




私の席は窓側の風が気持ちいところ。



着席し後ろを向くと、美緒がごそごそとスクバの中をあさっていた。
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