コーヒーとミルク




「トイレありがとうございました~」



スッキリした顔をしながら航介くんのお父さんが戻ってきた。



「いえいえ」




そう返事をしたころには

ソファで寝ていた。



「お父さん!起きて!」


航介くんのお母さんが呼びかけるけどびくともしない。



「どうせお隣なんだしみんな泊ってって?」



……え?



「俺もっすか…?」


「もちろん!!」




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