コーヒーとミルク
「…どこで寝るの…?」
嫌な予感がしながらも一応聞いてみる。
「ほかに部屋がないから晴奈の部屋でいいわよね?」
シレッとした顔で言う悪魔。
いや…お客さん用の部屋があるんですけど…
「でっでも!「もう寝る準備してらっしゃい」
「………はい」
悪魔になると逆らっても体力の無駄だということを学習済み。
素直に部屋へ行く。
「いくら晴奈ちゃんが可愛いからって襲っちゃだめよ~」
航介くんのお母さんが余計なひと言を残して。