†続†黒いスーツの王子様
「でもホントないないっ///ただの私の片思いだから…」


真由は恥ずかしそうにそう言った。

そんな感じでガールズトークは弾んだ。












数時間後。



「ノンちゃん‥」


―――!

ボーイが私の肩を叩く。




「ん??」

「代表(祐輔)、今日の接客の仕事は終わったのでもう帰るとのことですよ。先に事務所に行ってるからノンちゃんも来てくれって‥」

「そう…わかった〜ありがと!」


私は真由と別れ、すぐに事務所に向かった。

ど〜せ修二くんが来たら、私は邪魔になるわけだしちょうど良かったナ(笑)





エレベーターに乗り込み、素早くボタンを押す。

エレベーターはゆっくりと動き出した。





もう、遅いなぁ〜

早く早く!!!!


いつも乗り慣れてるエレベーターが、今はなんだか遅く感じてイライラしてしまう。



でもこの瞬間はスキ。

私は家でも仕事でもほぼ祐輔と24時間一緒…

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