†続†黒いスーツの王子様
「こ、これから帰るとこ。今タクシー待ってるんだ…」


私はレオくんに笑顔を向けた。




「ひとりで帰るの?代表は??…なにかあったの?」


…さすがレオくん。鋭いな。
でも‥



「ううん、なにもないよ…」


もうレオくんにも甘えない。
これは私の問題なんだから…



「‥希ちゃん、バレバレだよ?やっぱりなにかあったでしょ?代表とケンカした??」

「〜〜〜(汗)」


ほんと鋭い(汗)




「ま、まあ…そんなとこ。?でも心配しないで!あっ……タクシー来たから、またね〜」

「待って!」


すると、レオくんは私の手首をギュッとつかんだ。





「……レオくん?」

「言いたくないなら‥無理に聞かないけど、なんかあったらいつでも言ってね?」


レオくんは、真剣な顔をした。

.
< 198 / 353 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop