†続†黒いスーツの王子様
ばあちゃんから幼い頃から聞いていた、親父の好物…タバコ。
母親の好物…甘い菓子。


それらを墓に備え、俺を手を合わせ目をつぶった。



…墓参りは・・心が洗われるようだ・・・

心がスッキリする…。






“――♪―♪♪”

―――!

すると、俺のポケットから携帯が鳴った。

俺は携帯を開き、耳にあてる。



「…はい。」

『もしもし?祐輔かい??ばあちゃんですけど…』


声の主はばあちゃんからだった。



「どした?なんか用か??」

『イヤ……今日墓参り行くって言ってたから、どうなったかと思って電話したんだよ〜』

「ハハっ、今ちょうど墓参りしてたとこ…つーか、そんなことで電話してくんなよ(汗)」


ンと、心配性だな(汗)

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