†続†黒いスーツの王子様
「…住むって!?」

「ん〜?ほらっ…あんた今ひとりだし・・毎日つまんないでしょ??私、昼間は仕事だけど…ひとりでいるよりはマシだと思って♪安心して、祐輔くんには了承済みだから〜」


お菓子をボリボリと食べながら言う真由。




「真由…祐輔に会った‥の?」

「ううん〜。祐輔くんてゆうか…修二に了承済みなの♪修二が“祐輔に伝えておく”ってさ」


そっか。祐輔に直接会ったわけじゃないのか…

まあ、今の私には真由が来てくれてほんと助かる。



「ありがとう、真由…」

「いいってことよ★とりあえず…!」


真由がテーブルに置いてあった、食べかけのカップヌードルを持ち上げキッチンへ行くと…
流し台にカップヌードルの中身を捨てた。





「ああ(涙)!まだ一口しか食べてないのに〜!!」

「こんなもんばっか食べてないで、自炊するよ!ほらっ…買い物行こ!!」

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