†続†黒いスーツの王子様
でも、祐輔のやり方は正解だったね。
もし私が…レオくんの異変のこと知らされてたら、とても普通にはしていられなかった。
確かに、レオくんにちょっと違和感はあったけど…私が知らなかった分、レオくんは早く捕まったのかもしれない……
「昨日‥私とレオが、家に遊びに行ったでしょ?あれも祐ちゃんに頼まれて、わざとレオを連れて行ったのよ…“希の前でのレオの行動を見て欲しい”って言われてね。」
「そうだったんだ…」
私全然知らなかったよ…
「…だけど、祐ちゃんがさすがに希がかわいそうだからって‥真由ちゃんにお願いして、ノン子のそばにいてくれるように頼んだみたいよ…」
「えっ!?そうなの!!?」
「うんっ。レオのこと調べつつ、あんたのこと心配してたみたい…祐ちゃんが戻ってきたらちゃんと仲直りしなさいよ‥」
華ちゃんはそう言って、タバコに火をつけた。
ちゃんと‥祐輔に守られてた・・・
離れて寂しかったけど…
祐輔は私を守ってくれてたんだ・・・
やっぱり…祐輔にはかなわないな・・・
目頭がカッと熱くなる…
私はそのまま必要なこと以外はしゃべらず、じっと祐輔を待った。
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もし私が…レオくんの異変のこと知らされてたら、とても普通にはしていられなかった。
確かに、レオくんにちょっと違和感はあったけど…私が知らなかった分、レオくんは早く捕まったのかもしれない……
「昨日‥私とレオが、家に遊びに行ったでしょ?あれも祐ちゃんに頼まれて、わざとレオを連れて行ったのよ…“希の前でのレオの行動を見て欲しい”って言われてね。」
「そうだったんだ…」
私全然知らなかったよ…
「…だけど、祐ちゃんがさすがに希がかわいそうだからって‥真由ちゃんにお願いして、ノン子のそばにいてくれるように頼んだみたいよ…」
「えっ!?そうなの!!?」
「うんっ。レオのこと調べつつ、あんたのこと心配してたみたい…祐ちゃんが戻ってきたらちゃんと仲直りしなさいよ‥」
華ちゃんはそう言って、タバコに火をつけた。
ちゃんと‥祐輔に守られてた・・・
離れて寂しかったけど…
祐輔は私を守ってくれてたんだ・・・
やっぱり…祐輔にはかなわないな・・・
目頭がカッと熱くなる…
私はそのまま必要なこと以外はしゃべらず、じっと祐輔を待った。
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