†続†黒いスーツの王子様

『ハロ〜♪』


………このマヌケな声。
修二だ。





ふと視線を感じたと思ったら、希が俺のことをチラチラ見ている。

きっと今俺が電話で話している相手が気になるんだろう…



イジワルな気持ちが空から降りてきた俺は(笑)

事務所から廊下に出た←






『おい、聞いてる〜？』

「ああ、ごめん…んで何??」


『来月の社員旅行さ、真由連れてっちゃマズいかな？』



社員旅行…

もうそんな時期だっけか？忘れてた(汗)







「別に問題ねぇんじゃね？彼女連れてくる奴もいっぱいいるじゃん…って、もしかしてお前ら付き合ってんの！？」

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