†続†黒いスーツの王子様
ホテルのフロントで、私のTシャツの襟をつまむ祐輔。




「ほれ…お前らの部屋のキー!俺らの部屋は隣だから、なんかあったら来いよ〜」


そう言って、修二くんとエレベーターに乗っていく祐輔。



…真由と一緒の部屋か〜

別にいいんだけど、なんでだろ?真由は修二くんと付き合ってるし・・


「・・・・」

…ま、いっか。




「希〜!行くよ〜」

「あ…ハイハイ・・」


私は真由と部屋に向かった。




部屋に着くと…


「キャ〜〜〜♪すご〜〜い!!」


部屋は見渡しのいい角部屋。

太陽が部屋にたくさん入ってきて、海が目の前に見える・・


再びはしゃぐ私たち(笑)
寝室のベットにダイブして、子供みたいに飛び跳ねる。




ハワイだぁ〜♪

ハワイに来ちゃったよ〜♪♪



「さて・・私は仕事しようかなぁ〜」

―――!

.
< 330 / 353 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop